株式会社因幡工務店 – LIFE INABA

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災害ボランティア活動に参加しました

 こんにちは、ブログ担当の「K,Miyazaki」です。

 さて、「令和2年7月豪雨」とすでに命名された通り、今年も全国各地で豪雨被害が発生しております。弊社所在地の福岡県も被害を受けておりますが、特に熊本県に関しては深刻な被害を受けております。

 その上、新型ウイルスの影響もあって、ボランティアの受け入れも限定されており、復旧活動も思うように進まない状況が続いています。

その様な中ではありますが、ご縁からボランティア団体より呼びかけがあり、微力ながら弊社も協力させていただきました。

一路、熊本県へ

 今回の目的地である熊本県人吉市の球磨村へと向かいます。途中、行手を阻むような大雨や渋滞に見舞われましたが、何とか無事に到着できました。道中、氾濫により多数の被害を出した球磨川を目にしましたが、やはり大きな爪痕を残しておりました。

途中、休憩を取りつつ熊本県に到着しました。
熊本県内のサービスエリアに、仮設住宅のようなものを積んだトラックが多数駐車していました。
高速道路から見えた球磨川。河原が削られており、ブルーシートで応急処置をしています。シートの部分は恐らく野原だったと思われます。
今回の目的地である人吉市に到着しました。

被災地の状況

 今回の活動の場である人吉市に到着しました。高速道路を降りてしばらくは、商店やレストランなども営業をしており、まさか豪雨災害が発生した場所とは思えませんでした。

 しかし、ボランティア活動の拠点となる施設に近くにつれ、状況が一変します。もとは大変景色の良い観光スポットで、ドライブやツーリングには絶好の場所であったようですが、見る影がないほどの被害状況です。

今回の活動には、弊社以外からも多くの方々が参加されました。
現地ボランティアの方々の活動拠点には、各地から心温かいご支援が集まっています。

作業開始

 その後、今回の活動場所である球磨村に到着しました。到着して早々、作業開始を阻むような豪雨に見舞われましたが、幸いすぐに止んだため、気合いを入れて作業に着手しました。

泥かきの様子。まずは床下の木材を撤去します。緑色の服は私、Miyazakiです。

 今回、木造家屋の床下に流入した泥をかき出す作業をお手伝いしました。床下を解体して泥をかき出すのですが、大量に流れ込んだ泥はかなり硬く、実際にやってみると非常に体力のいる作業です。

 正直、終わらせることができるのだろうか…という不安もよぎりましたが、そこは今回参加した方々の連携と、何より地元の方々の力強いご支援もあり、限られた時間内で家一軒分の泥をほぼ撤去することができました。

今回の活動に参加して

 まだまだ書き足りないところもありますが、以上が今回のボランティア活動のレポートです。被災地の復興への道のりも、まだ始まったばかりかと思います。

 今回の弊社の援助も、この現実を前にすると微力にもならないことを痛感させられますが、弊社も今回の支援のみで終わらせることはせず、被災地の方々に寄り添い、復興まで長期的で積極的な支援を実施してまいります。

 大変恐縮ですが、このブログを読んでくださった皆様には、現在の状況を少しでも知っていただき、被災地のことを思って下さいましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。